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福島

銀行の研修旅行で東北、いわき地方を廻ってきました。

非日常の行動パターン、不特定の会員さん、初めての東北地方。

旅は自分を客観視する機会であったり、気付けなかった世間の死角を発見出来たりと、日常の生活の中に新しい酸素を取り込んでくれますね。

旅の選考理由で復興支援の一環でもあった福島の旅。少々、上から目線な感も気になりますが、大型バス一台分の経済効果があるのも事実です。

 

 

二日目に訪れた塩谷埼付近。

テレビで見ていた閑散とした風景が目の前に広がっていました。

青く清々しい秋空とは、あまりにも対照的な風景に、しばらく絶句。

草が伸びて更に荒廃していく過程に復興の活力が奪われてしまう気がします。

 

 

 

学校の校庭に野積みされたままの産廃の山。

3.11以来、報道にある産廃の除去作業の遅れなど、一向に進まない現状を見せつけられました。

 

 

 

 この集落では125名の方がお亡くなりになられた様です。

静まり返った風景が逆に「そんなに人が住んでいたのか」と、震災前の町並みを知らない自分にとって想像できない状況です。

 

 

 

 

遠くに見えるタンカー船、穏やかな波の音、心地良くぬける潮風・・・

海のない長野県人にとってこの解放感は日常の喧騒から解放させてくれる癒しそのものです。

 

 

この海の町に生まれ、一瞬にして故郷を失ってしまった方々が目にするこの風景はどの様に映るのでしょうか。

 

 

 

AM6:15

ホテルのカーテンを開けるとオレンジ色の朝陽が飛び込んできました。

東北の地にも希望の光を、そして一日も早い復興を願うばかりです。

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