6月28日(日) 夏季大会
上田日置グランド 13:00開始
2試合目 長野北リーグ0-新潟リーグ12
惜しくも三年生は、長野北リーグでの最後の試合となりました
【打てなかった・・・】
誰だってバッターボックスに入ったら目の覚めるようなヒットを打ちたい
打ってヒーローになりたい
【守れなかった・・・】
誰だってピッチャーを助けたい
『あいつなら捕ってくれる』って言われたい
誰だって自分のプレーを認めてもらいたい
けど、できなかった・・・
消沈して声もでなかった・・・
そして最後の夏は終わった・・・
自分たちがこうして夏季大会に出場できた裏には1・2年生の存在があった
訳あって一時は夏季大会出場断念も考えた・・・
最悪のシナリオだった
【1月下旬】リーグを去っていく選手の後姿をみるのはとても悲しく残酷だった
『お前はキャプテンだから一人になっても残れ・・・』
それが現実味を帯びてきた時、自分の言った残酷な一言に胸が痛んだ
【2月中旬】日向グランドの雪かきに没頭した
グランドが選手を引き戻してくれるじゃないかと思った
【 2月下旬】殺風景な練習に親も参加した
目標を失いかけた選手を見ているのがつらかった
3月上旬・・・
救世主が現れた
北リーグが息を吹き帰した
仲間が帰ってきた・・・
戦うことができた・・・
日向で野球ができることが尊く思えた・・・
そして
2009年6月28日 最後の大会を終えることができた
帰り道の車の中、一人の三年生が
『自分たちは助けてもらったから一年に野球を教えてあげたい』
『球拾いをしてあげたいと言った』と聞いた・・・
それを聞いて
涙がでた・・・
本当は
半端な試合をしたことに怒ってやろうと内心、腹が立っていた
気が抜けた
思いやることを学んでいた
すべてに感謝していた
それは・・・
野球が教えてくれた・・・
一年生、ありがとう
二年生、ありがとう
目指せ!神宮!がんばれ長野北リーグ!