N様邸の植栽工事etc。
物置を隠すためのハードウッドフェンス、アイアンウッド。
生涯、腐らない木といわれてます。硬いです。
庭の中心に植えられたナナカマド。
夏風に揺れる薄く、やわらかな新緑が個人的には好きです。
門塀に添わせた常緑樹、株立ちのソヨゴ。
玄関脇のシャラの木。樹形がスマートで人気の株立ちですが、西日に弱いんです。
山深い湿度の高い場所で自生している樹木なので、水やりは欠かせません。
それぞれ、生まれ育った環境があるんです。
山深い・・・という点ではシャラと私は同郷です。
皆さん、私にも水を与えて下さい。
ところで・・・
先週、JR山手線の電車内での出来事。
私のふたつ隣の席に座る、細身でミュージシャン系の青年。
年齢、二十歳ぐらいでしょうか。
「次は巣鴨、巣鴨。お出口は右側です。」
プシュー。
乗車後、辺りを見まわしてゆっくりと反対側のドアに近づき、寄りかかる様に手すりにつかまる老夫婦。
年齢、共に70歳ぐらいでしょうか。
イスに座る自分。不安定に手すりに寄りかかる老夫婦。
気まずいシチュエーション。
自分がイスに座っている申し訳ない感覚から
そのタイミングを見計らっていると
「どうぞ」と隣から声がした。
細身の青年。
「すみません」とおばあちゃん。
普通に席を譲る青年に
自分は下を向かざるを得なかった。
そして、心の中で彼に敬意を払った。
自分、
まだまだ。