【橋の架かる坪庭】
これが、お客様のご要望でした。
【枯山水】
石や砂を用いて水を表現する日本独自の庭園様式。
居間から見渡せる細長い前庭に川の流れを表現し、駐車場にぬける動線上に「橋」を架けました。
動線上に橋を設ける事により、日常の暮らしの中で「楽しめる庭」を感じることが出来ます。
古来、水があるべき所に造られた日本庭園。
枯山水という自然に対する抽象的な表現の発想から、水無くして山水の風景を表現する様になりました。
水無くして水を表現する枯山水に、絵画の様なしゃれた「和のテイスト」を感じます。
ホテルのロビーから眺める枯山水はコーヒーのテイストと共に味わいたいシチュエーションでしょうか。
小学生の頃、入母屋造りの日本建築に憧れました。
数奇屋門の門構え、京壁に和瓦の塀囲い、鯉の泳ぐ石組の池、巨石を中心とした枯山水・・・etc
車庫にはS600のメルセデス・・・しかもL(笑)
こんな妄想ばかりしている小僧でした。
和のテイストにBMW,Mercedesといった外車って、なぜか似会うと思いませんか?
歴史、伝統美という揺るぎない価値観の様なものが互いにリンクすのではないかと思います。
「思考は現実化する」
魔法使いにでもなれそうなタイトルですが42年前、すでにアポロ11号が月に行けた事を考えると人間の思考力は偉大です。
幼い頃に思い描いた妄想・・・いや、夢や希望
現実化するかも。