【Before】
竹垣が倒れかけてきたのが工事依頼のきっかけでした。
支柱が土に埋まっていた為、朽ちてしまったのが原因です。
【After】
打ち合わせ当初、腐らない樹脂製の垣を依頼されましたが、迷った結果、竹、本来の『あじわい』を求めて天然竹垣を選択されました。
公共施設の様な場所であれば別ですが、個人のお庭はなるべく自然の素材のものを提案します。
お隣に住まわれるご両親様宅との境に若干のプライバシーを仕切るための目隠しです。
目線を完全に仕切る樹脂製のパネルとは違い、自然な曲がりのある白竹で構成されている為、“見えそうで見えない”しなやか感が和風庭園に違和感なく溶け込みます。
垣そのものが『和の情緒』を造りだす為、目隠しでありながら圧迫感すら感じられない日本の伝統美です。
天然素材だからこそ生まれる力強さと風格ある優美な姿がそこにあります。
目線の範囲にならない植栽帯の境にはシンプルな四つ目垣を設置しました。
植栽の風景を共有し借景することで視覚的に庭の広がりが生まれ、同一の敷地内に住まわれるご家族の“つながり”にも意識しました。
四つ目垣の裏に張り合わせた黒いネットは3匹のワンちゃんが四つ目垣をくぐって出ていかないようにした柵です。
ところで・・・
和といえば京都。
京都といえば・・・
『そうだ 京都、行こう。』
JR東海が展開した京都観光キャンペーンのキャッチコピーです。
え?
『そうだ 京都へ行こう。』
『そうだ 京都に行こう。』なんじゃないの?
違うみたいですよ。
あと・・・
JR東海といえば・・・。
1980年代。若者が携帯を持たない時代・・・。
JR東海 X´mas Expressバージョン。
1988年~1992年。歴代CMはここから☟
http://www.youtube.com/v/ZGu7SGxNWyo&hl=ja&fs=1&”></param><param
『携帯のないシンデレラにドラマがあった。』
1980年代・・・。
なつかしいですね。
庭ZOU。