長野日大、連覇に向けて爆勝発進!
2回、打者14人の猛攻で8点を奪う!
1 【遊撃手】:新村
2 【右翼手】:矢島
3 【中堅手】:赤羽
4 【一塁手】:松橋
5 【二塁手】:小林
6 【捕手】:佐藤
7 【三塁手】:西澤
8 【投手】:前澤
9 【左翼手】:中川
ノーサインでの重盗を決めるなど、「機動力が浸透してきた」とは中原監督のコメントだ。
相手打線に三塁を踏ませなかった投手:前澤
5回コールド、試合終了。
初戦を5回コールドで勝ち抜くチームもあれば、
三年間の集大成を、悪天候の雨の中、終止符を告げられるチームもある。
相手チームながら、せめて、曇り空でも、精一杯プレーして悔いの残らないゲームができる状況であって欲しかった。
試合終了後、決勝までの7回の勝利を祈って、赤穂高校が作った7,000羽の鶴を長野日大に届けに来てくれたという。
泣きじゃくりながら渡してくれた赤穂高校キャプテンとマネージャー。
「その気持ちを察せずには、いられなかった。」
7,000羽の鶴を織るのは並大抵じゃない。
しかも、負けた相手チームに届けてくれた。
どんなに悔しい気持ちだったろう。
18歳という多感な時期。
7,000羽の鶴を渡した瞬間、高校野球が終わったことを意味する。
勝つことを目標に高校野球に挑んできたはずなのに。
周りは、すべてライバルだったはずなのに。
その相手チームに想いを託した。
純真さや、ひたむきさに、涙がでた。