遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
弊社は公共工事を請負う特定建設業者です。
建設会社のもつ技術力がエクステリア、外構工事といったフィールドで
少しでもお役に立てればという思いから平成15年4月、【庭ZOU】を立ち上げました。
お困りのこと、相談されたい事がありましたらいつでもお声を掛けて下さい。
スタッフ一同お待ちしております!
【今春に予定されている長野市S様邸】
【Plan】
暖冬といえども4月になるまで現場施工はふつうにアウト。
なのでこの時期はプラン作成オンリーに。
【春よこい】
昨年末、車の出入りを可能にするために土を掘り下げ砕石を敷きました。
とりあえず春までこの状態です。
【冬期がアウトな理由】
とくに水を使用するモルタルまたはコンクリート 。
初期養生時のコンクリートが凍害を受けるコンクリート工事はふつーにアウト。
「日平均気温が4℃以下になる場合、寒中コンクリートとしての施工行わなければならない」
1.寒中コンクリートはAEコンクリートの使用を標準とする。
2.打込み時のコンクリート温度は5~20℃の範囲で行う。
3.セメントは早強ポルトランドセメント又は普通ポルトランドセメントを用いることを標準とする。
etc・・・
「打設後のコンクリート養生温度は5℃以上に保たなければならない」
早強コンクリートの場合、5℃以上を3日間その後2日間は0℃以上に保たなければならない。
※水セメント比により異なる。
「シート養生が可能になる耐寒材を用いたときのデメリット」
1.使用量の判断が難しくコンクリート内部温度が上昇、クラックが発生しやすくなる。
2.特有のねばりが強くなり、土間コンクリートなどの表面仕上げに影響する。
3.他の混和剤と比べ使用量が多く、高価であるため材料単価が上がり工事金額を膨らませる。
【まとめ】
冬期がアウトな理由。
往々にして施工業者に品質管理についての基礎的知識の定着がないから。
逆に知識があって施工に十分に反映できるのであれば冬期もOK。
ただ、寒中工法は確実にクライアントをコスト増へと巻き込む。
特別の理由がない限り時期が来るのをしばらく待ちましょう。
春はすぐそこです。